2016年8月19日金曜日

Twitterの噂は本当?エアコン「つけっぱなし」の方が安くなる条件は

夏になると主婦の頭を悩ませるのが“エアコン”の電気代ではないでしょうか。

つい最近『Twitter』上で“エアコンはつけっぱなしにしておくほうが電気代が安い”というツイートが話題になりましたけれども、「実際のところはどうなの!?」と気になっている主婦は少なくないはず。

つけっぱなしのほうが安いのであれば、暑~い夏に節約のためにエアコンを我慢する必要だってなくなりますよね? 

どうやら、ダイキン工業の調査によればエアコンの種類にもよるものの、やはり“つけっぱなし”にしたほうが節約になるという噂は、真実である可能性が高いようなんです!


■8月の猛暑日に築10年の南向きマンションで実験したところ…
同調査では、8月の猛暑日に大阪の築10年・南向きマンションの2つの部屋で9:00から23:00までの時間帯で“つけっぱなし”にしたエアコンと、30分間隔でON/OFFを繰り返したエアコンの消費電力量を比較して、“つけっぱなし”のほうが電気代が安くなる時間帯を調べてみたそう。

すると、日中9:00~18:00までの時間帯は実験の通り“30分間隔”であれば、エアコンを切らずに“つけっぱなし”にするほうが電気代が安くなったという結果に……!

どうやら、その秘密は“消費電力量”にもありそうですよね。エアコンは、起動時の設定温度と外気温の温度差に大きくなるのです。


もう少し具体的に、実験結果を検証していきましょう。

■差額は月額1,050円…!?
同調査で1日の生活スケジュールを想定して、9:00から23:00まで“つけっぱなし”にしたエアコンと、外出時(30分以上)に運転をOFFにしたエアコンの消費電力量を比較してみると、やっぱり電力量には違いが出ていた様子。

想像通りの結果ではあるのですが、“つけっぱなし”にして運転すると、外出時に運転をOFFにするよりも1日の消費電力の合計が大きくなったことが確認できたそう。やはり、1時間以上の外出があった時間帯に消費電力の差が生まれているようです。

まとめると、前述の通り日中9:00~18:00までの時間帯は、30分程度の外出であれば、エアコンを切るよりも「つけっぱなし」にするほうが電気代が安くなりましたが、今回の実験のように外出時間が長くなると、エアコンの運転をOFFにしたほうが消費電力量は小さくなることが分かりました。

ちなみに、1日の電気代差は約35円だったそうですから、30日間毎日“つけっぱなし”にしたと仮定すると35円×30日で1,050円の電気代差額が生じる計算になります。

記事URL
http://news.livedoor.com/article/detail/11902194/